今月は、月末に為替相場があれ、買いスタンスの多い私の取引では、評価損益がマイナスになっている部分もありました。ただ、月全体で見ればAUDJPYにおいて、豪ドル高が続き決済通知の多い月でした。
FXブロードネットさんの取引では、自分の設定をやめてランキング上位にあるシステムトレードに入れ替えました。中身が見えづらいのですが、多分ある一定値幅で買いと決済売りを繰り返すものだと思っており、私自身の設定よりやや値幅間隔が小さく、急落時ピンチになるかもしれません。推奨証拠金以上は、お金を入れていますが、もう少し入金を増やそうか考えています。
何も考えないリピート系トレードの2021年1月の損益報告です。
今月、設定について記事をまとめていたのですが、中々仕上がっていません。。。
基本的に、長期目線で上がりそうな通貨ペアを選んで買いでリピート注文を繰り返しています。
CFDも同じようにやっており、GMOクリック証券さんやM2Jさんでも同じ方法です。
さてさて公開しますと、以下の様になります。
急に忙しくなってしまい、久しぶりの投稿になってしまいました。
私が初めてFXの取引を始めたのは、実はリピート系FXです。人気のあるブログで紹介されていて、当時は結構軽いノリで始めてみました。初めて口座開設し取引したのが、株式会社マネースクエアさんのトラリピです。
FXの取引自体やったことがなかったので、恐る恐るやってました。「イフダンとか何?」といった感じです。
確かUSD/JPYだったと思います。
それで、完全にほったらかして、最近約定のメールがこなくなったなぁと思った数ヶ月後に口座を見たら1万円増えていました。
兼業トレーダーの方からしたら、毎日チャートを見たりして過ごすのはなかなか大変ですが、これだったら想定した値幅で設定した感覚でポジションを持ち、指定の数値にしたら約定し、また同じ注文を繰り返すというものです。
それからそこそこ増やしたのですが、プロフィールにある詐欺まがいな人にお金を支払ってしまったので、何もなくなりました。
裁量による取引というのは、できるようになれば100%以上の利益だって取れます。しかし、専業を目指すほとんどの人は、兼業であり(当たり前か)チャートの前に座っている時間もありません。仕事中にチャートを見ることは可能ですが、仕事も中途半端になり良くありません。
さらに裁量による取引は、メンタルも重要だったりします。熱くなって損切りできなかったりして、一瞬にして資金がなくなったりします
その悩みの解決方法として、私が初めてFXをやったトラリピという原点に帰って来ました。やっぱり増えなきゃ意味がないんですよ。月利100%ができればいいけど、できなくて資金をなくしてしまっては終わりだと思います。
そこで、数年ぶりにM2J社のトラリピで取引をしてみようとすると、結構わかりやすい取引画面になっていて、他証券会社さんもいろいろ展開してありました。リピート系FXについて、今年の11月から取引開始しまして、損益報告しますと下図のようになります。
それぞれの口座で注文方法が異なりますので、利益額が異なります。それは、取引通貨や設定が異なりますので、市場の状況で利益が出やすかったり出にくくなったりしているためですので、どの口座が利益が出やすいとかそう言ったことを表すことではありませんので注意してください。
ぶっちゃけて言うと、どの口座も同じ注文の仕方ができますが、想定される値幅を設定する必要があったりそうでなかったりと言った違いはあります。
私の場合、本気でアーリーリタイア目指してます。
景気が悪くなると円高。日本は大量の借金を抱えているのに円が買われる。おかしいと思いませんか??
景気が悪くなる国の通貨を買うのは逆のことをしているんじゃないかと思ったりしませんか。さらには、日本の金利はほぼゼロです。こないだマイナス金利なんていう政策まで出ています。なのになぜ円を買う人たちがいるのか。私は、為替をやるようになってずっと疑問でした。
金利に関して言えば、日本の金利はほぼ0%で、銀行にお金を預けてもほとんど増えません。しかし、実質金利は日本は0.4%(2020年9月時点)くらいあって、欧米よりも高いです。実質金利が高ければ、当然のその国の通貨を買いたくなります。
ドル円で見れば円が買われる理由というのはそこにあります。
実質金利とは以下の式になります。
実質金利=名目金利ー物価上昇率(物価変動率とかインフレ率、デフレ率と言ったりする)
名目金利:いわゆる銀行とかに預けているお金にかかってくる金利のことで、100万円預けて金利が年5% だったら1年後に105万円になるということです。
物価上昇率:世の中に出回っている商品の値段のことです。つまり、1年で物価上昇率が3%だったら、1年前100万円の商品が103%になっているということです。
以上から実質金利に基づいて100万円の価値が1年前と今を比較すると
1年前と比較した場合の実質金利に基づく100万円がいくら増えるかというと
100万円×1.05-100万円×1.03=102万円
となります。実質金利は、2%(5%-3%=2%)だということです。
2020年4月の状況で実質金利を算出すると
アメリカの実質金利=0%(名目金利)- 1.81= -1.81%
日本の実質金利=0%(名目金利)- 0.48(物価上昇率)= -0.48%
と、なるわけです。日本の方が、金利が高いですね。マイナスですけど。
物価上昇率がマイナスだと金利が上がっていくことになります。昨今、安倍内閣に代わり日銀の金融緩和をもってして物価上昇率を上げようとしていました。評価は色々言われていますが、一応物価上昇率はプラスになっています。
2008年のリーマンショック後の不況の時、日本のデフレは深刻だったわけですが、その時は円高が止まりませんでした。その際の実質金利は、
2008年頃の日本における実質金利=0%(名目金利)- (-1.5%)(実質金利)=+1.5%
だったわけです。デフレというのは物価が上がってこない状況をいい、物価上昇率で言えばマイナスです。何も買いたくないもしくは買えない状況です。「物価上昇率」で検索すると、日本以外にも各国のデータが見れますので調べてみてください。つまりは、不況になって物価上昇率がマイナスに転じた瞬間金利はプラスになるわけですね。コロナ禍で、消費が落ち込んでいるので2020年9月の今は、間違いなく実質金利はプラスなはずです。そういう意味では、意外と円高が進んでいない。
安倍政権になり黒田日銀総裁と物価上昇率2%を頑張ると明言し、こんなに頑張ったのになぜ物価上昇率が上がってこないかというのは諸説あるようです。調べるとやはり少子高齢化により消費がないので価格が上がってこないのでしょう。金融緩和で一時的にお金を量を増やすよりも、少子高齢化対策にお金を使った方が将来的には正解です。
少子高齢化については、お金を使うことも必要かもしれませんが、制度設計をしっかりやるべきだと考えます。残業や労働時間に対する規制は、絶対だと思います。その他、社会保障費の問題もありますが、まずは制度設計をしっかりやるべきだと思います。そんなにガツガツ働かせても消費がないのに、儲けもでませんて。
もちろん金がないと子供も育てられないという考え方もありますので、難しい問題です。
コロナにより一律10万円の給付金がでました。当初、政府は所得制限を設けると言ったりしていましたが、最後は一律給付となりました。これは私は正解だと思います。一律給付により、お金を使わないといけないという意識が明らかに増えたと思います。芸能人の方もこぞって、消費を促すようなコメントが増えたと思います。
もう一つ円が買われる理由が、日本が外国に対して多くの債権をもっているという点です。
対外債権が対外債務を上回っている状況です。当然、対外資産も対外負債を上回っています。2019年末の状況で、
日本の対外資産 → 1097兆円 / 対外負債 → 733兆円
となっています。これも円高が進む理由の一つです。
実は、近年昔ほど円高が進行しなくなったと言われています。対外資産が増えてはいますが、実は対外証券投資よりも対外直接投資の方が増えてきていることが原因の一つです。近年、海外への工場移転や海外企業の買収を進めています。
経済が危うくなれば外貨建ての国債や証券を手放し円を買う動きをとりますが、海外の工場や会社をすぐに手放すことがないためです。
少し話は逸れましたが、日本は世界最大の対外債権国の座に未だにいるため、円が安全資産だと呼ばれるわけです。