2014/03/22

他国への技術情報漏出について

event_note3月 22, 2014 editBy 投資家 Shindy @ Civil Designer forumNo comments
最近、日本の企業から外国企業への人材流出が進んでいるようだ。

それはつまり、情報流出があるということを示している。前いた会社からデータを盗み持ち帰ったとして、他の会社の転職条件としてデータを渡すことがあったとして、当然前いた会社はそれを訴えることができるのは当然だ。

しかし、データを盗まずとも、転職先にデータの提供を行わずとも、頭の中にはどうすればこういう結果がでる、どうすればこの問題が回避できるというのは入っているはずだ。つまり、人材が流出する時点で技術の流出につながっていると考える。


ちなみに、何故ここまで日本における人材流出が増えたのか、いちサラリーマンである私が考えるに、収入だと思う。

「結局は金かよ」と言われるかもしれませんが、それが事実であり、何故昔はそんなことがなかったのかというと、日本の企業文化だと思う。

最近は、派遣社員を雇い、言ってみれば売り上げに応じて社員の流動性が進んでいる。さらに、採算がとれないとどっかの工場を閉鎖、そしてリストラとなっていく。

そういった社会に変化しつつある日本においては、あまり自分がいる会社に深い“愛情”とかもたなくなっているのではないか。今時”愛情”かよと言われるかもしれないが、賃金が安くても優秀な人材が流出しない会社というのは、会社の雰囲気が”ギスギス”していなく居心地がいいのだろうと思う。

そうやって、明日の資金繰りのために、経費を切り詰め、社員の教育費を削減し、1人が背負う負担を多くしていくうちに、会社自身が世の中金だと言わんばかりの思想を社員に押し付けている格好になっている。それを目の当たりにする社員は、自分を評価してくれるのは金だという意識が高まり、簡単に会社を去っていくのだと思う。

そのためか、近年の転職者は増えており最近はよく転職に関するCMを見るようになった。
ただ転職が増えたことが悪いことかというとそうではないと思う。人生においては、いろいろな後悔があったり、やりたくてもできないことがある。そういうことがあって、頑張れるときに頑張る。そしてそれが評価されるのがあってしかるべきである。

転職者にハンデをつける会社は相当減っているらしいが、ハンデをつける会社というのはまさに残業も多く居心地がよくない会社に値しているような気もする。(というか私の知っている限りでは確実にそうだ) 昇進試験もわざわざ試験を課して、自分の大学の後輩や残業をつけない人に試験を受けさせるという仕組みである。そういう企業は、大概上司が駄目で、リーダーシップがなくマニュアル人間。


転職に話がそれたが、技術流出を防ぐためには、できる人にはそれ相応の対価を支払ってもいいし、今の企業文化のあり方が将来性を見据えたやり方をしないと、とんでもない事態になるのは目に見えている。将来性を見据えたやり方というのは、例えば、社員教育の充実とか、派遣さんのやり取りとか、人の扱いには十分に注意していかなくてはならないと思う。



ちなみにであるが、私がいる会社の上司は、派遣さんに何年か勤めればこの資格も受けれるし、そのお金もだす。さらに、3年後には私の力でここまで昇進させると言ったりして転職者を受けているのだが、よくもまぁそんな適当でいい加減な事を言えるのか不思議だ。実際、そうやって入った転職者はやめてるし、私の会社自体転職者の離職率が高い。さらに派遣さんの愚痴もすごい。言って見れば人への扱いがいい加減な駄目な会社なんだと思う。他の会社を見ている人達は、駄目な会社だとすぐに諭すのだろう。


0 comments:

コメントを投稿