今日は、万世橋駅を利用してJRが再開発を行った、「maach ecute」に行ってきました。万世橋の赤レンガアーチの上を中央線が走り、その下におしゃれなSHOPがあるわけです。
建物の中や、コンクリートの打ちっ放しで、まぁ最近の建築でよくみる感じです。(なんだそれ)
古い建物をリノベーションして作られたという点は、すごくいい。だけども、運河の岸壁の、のっぺらぼうなコンクリートが何とも興ざめさせてしまう。
ツタで緑化を行うとかあっても良さそうだけど。
そもそも、東京の江戸城を囲った運河というのは、いい利用の仕方がないのがすごく残念。例えば、運河に面したカフェなんかがあってもいいし、船で散歩できてもいいし。
日本は、土木と建築が分かれていて、分かれているという意識が形成されたということが、どうも良くなくこんな街づくりになってしまう。
それもやっぱり戦後復興を急がなければならく、効率のいいやり方がいわゆる「分ける」ことだったのだと思う。
歴代の政治は、道路やダムといった政策には前向きで、街づくりに関して触れる人はほどんどいない。ましてや、その根本となる土木と建築が分かれている点が問題に成っていることに触れれる人がいない。問題の本質がわかっていないと思う。
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